刀　銘　「九州肥後同田貫惟忠」
　　　　　　　裏年紀　「戊子年十二月吉日」
長　さ 　７２.８ｃｍ　（約２尺４寸強） 元　　幅 　３３.０ｍｍ
反　 り 　１.８ｃｍ（約６分） 元　　重 　７.０ｍｍ
目釘穴 　１箇 先　　幅 　２５.４ｍｍ
時　代 　戊子（つちのえ　ね）＝平成２０年 先　　重 　５.２ｍｍ
外　装 　拵入 読み方 　ひごどうだぬきこれただ
登　録 　登録　熊本県 価　　格 　送料・税込　　４８０､０００円
惟忠刀匠の久し振りの作。「惟忠」刀匠は、本名を大塚惟忠、熊本県菊池市に工房を構える。昭和２１年７月のお生まれ。父・肥州菊地住惟義より作刀技術を学ぶ。
惟忠刀匠は金剛兵衛盛高の系統になるが、延寿も作刀の目標とされている。肥後同田貫は延寿の末裔とされ、また、惟忠刀匠の家系も同田貫と繋がりが有ると云う。

同田貫一派は、室町後期になってこの地を治めた大名・加藤清正公のお抱え工となり、実戦向きの豪刀として集中的に造られている。戦国期の真っ只中で、多くは戦で消耗されてしまい、健全な状態の刀は少ないとされる。

この作は、身幅は元・先ともに広く長さも充分で反り優美。鍛えは板目に杢目、刃寄りは流れて柾目となり一部は綾杉風になる。地刃ともに明るく精緻な鍛えで鑑賞にも最適です。
刃紋は互の目乱れに小丁子を交え、砂流し多く「清麿」の如く見応えある意欲作。切っ先は長めの中。姿良く鑑賞にも適す。棒樋入り。１,０６０ｇと振りやすいので居合いにも最適

























































鍛え肌拡大





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