「兼   光」(濃州)
長 さ  70.9cm (2尺3寸4分) 元  幅  31.6mm
反  り  2.1cm(7分) 元  重  6.4mm
先 幅     先  重   
目釘穴  3箇 時  代  室町後期
外 装  白鞘入り
鑑  定  人間国宝・藤代鑑定書
登録地  群馬県 価  格  送料・税込 特価¥250,000
濃州・関住兼光の銘は、「美濃刀工銘鑑」によると応永(1,394~)頃から見られる。本国大和と云う。室町期を通じて12人の刀工銘が記録されている。戦国期は、合戦の中心地ともなり、膨大な刀の需要が有ったので、美濃は必然的に一大供給産地となった。斬れ味重視の関物には業物が多い。今日の世界のブランドでもある関の包丁人気も、室町時代の実績が巨大であるからでしょう。室町期には、膨大な刀工が居たが、江戸期に入ると、幕府が江戸に移り、侍が江戸に集中すると共に、戦が激減した為、急激に衰退してしまう。

この作は、時代を天文(1,532~1,554)頃と鑑定されている。3寸程磨り上げているが銘は残している。磨り上げられたのは、茎の錆び具合から、恐らく江戸期の初期と思われる。天文の兼光では、「兼光」「兼光作」「濃州住関内匠助兼光作」「関内匠助兼光作」と銘を切る刀工が一人居て、この刀工に当てはまる。
鍛え地は、地鋼が良く錬れて丁寧な鍛造が伺える。刃紋は、互の目丁子に足入り、砂流し掛かる。約500年前の作。写りも見られ観賞にお勧めです。


















































 

 





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