短剣   「鉄道省文官 (No.1)
長 さ 全長40.5cm  牛革に漆塗
文官用の短剣。戦前は、鉄道省、警察、外国駐在官 なども海軍短剣を参考にして似た短剣を腰に下げていました。戦後、相当数が失われていますが、この短剣の状態はかなり良い方です。

形状は、総体としては海軍短剣と変わらないが目貫・金具の彫刻等に変化が有る。金属部分の文様など少し変えて有るようです。この短剣の目釘は五七の桐紋。金具も桐紋が刻まれています。

五七の桐紋は鉄道省の高官が帯剣されていた剣。柄部は海軍短剣と同じく鮫を3本の金線で絞り込んでいます。柄鮫は黒漆塗。革鞘も漆塗。金具の金彩は良く残っている方だと思います。
”つなぎ”はイミテーションで刃は付いておらず当然切れません。一部分に少し汚れがあります。

日本の鉄道は明治5年に始まり、急速に全国へ広まって行きました。当初は逓信省鉄道作業局等と呼ばれていましたが、明治40年帝国鉄道庁と名称が変わり、大正9年に鉄道省となります。昭和18年、戦争中の臨時再編として運輸通信省に改組されました。

戦時中はB29の大規模爆撃による被害や、アメリカ空母から発進した戦闘機の機銃掃射による攻撃などで、機関車やレール等、被害など多数有りましたが、その都度、突貫工事で修理し、壊滅的な被害はほぼ無かった模様です。昭和20年8月15日の終戦の日も、鉄道網は正常に運行されていたそうです。
当時の鉄道員の意気軒昂な心意気・闘志が、目に浮かぶようです。

     付属品は短刀用袋                             御買上済























 











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