18.1.12

 「アメリカからの警告」

 本を読んでいたら、昨年(平成17年)11月にアメリカ議会の超党派政策諮問機関「米中経済安保調査委員会」が、近未来に日中の軍事衝突が起こる可能性大、との警告を発したと書いてあった。この本は、WiLL(マンスリーウイル2月号=680円。)書いた人は、産経新聞ワシントン駐在編集特別委員の小森義久氏。小森さんは、以前は中国特派員もして居り中国通の人。
 この記事によると、中国は、すべて彼我の軍事力を綿密に計算し、日本が米国との関係に空白が出来る瞬間を狙って、即座に攻撃を掛けるであろうと予測している。中国は第二次大戦後に10数回の戦闘を行っており、その戦闘の分析の結果としている。

 この件に関しては、他の論客も他の月刊誌で取り上げている。中国が攻撃を仕掛けてくる日は、想像以上に早く、近年になるかもしれないとか。
 まあ、戦後、日本(人)はお人好しに育て上げられて、海外の人は全部良い人で、日本人だけが悪党と、マスコミもとある政党(与党も野党も)も学校も、いつも論陣をばらまいているので、本を読まず、新聞とTVだけが情報のすべてとしている人たちは、残念ながら何も知らないのと同じ。憲法も自衛隊法も何の反撃も出来ないように、がんじがらめにされているので、あとは、奴隷になるしか能は無いかも知れません、と云う結論が出そうです。

 日本の女達の一部には、すっかり外人の奴隷になっている人もいるとか。私も、そうなった人を知っている。女性は、どのような訳か、TV報道に染まりやすく、すぐ信じ込むのだそうです。以前、あるTV局が、男と比べて”影響をどのくらい受け易いか”と云う試しをしたところ、パーセンテージは忘れましたが、かなり高い結果が出ました。

 この本の責任編集者は、もと週刊文春の編集長だった花田紀凱(かずよし)さん。花田さんは週間文春の発行部数を30万から80万部へと大幅に伸ばし、週刊誌の売上トップの成績を上げて有名になった人で、10数年前に文春から編集を換わった頃、有楽町に講演を聴きに行った事があります。編集とは記事を集める際、駆け引きや決断が大いに要求され、結果の善し悪しも直ぐ出て来るので、気を抜けないキツイ仕事なんだそうです。裏話も結構されて、面白い講演会でした。

新年から、かなり重い話題となりました。