脇差 銘 「肥前国正廣」 |
長 さ | 49.4cm (約1尺6寸3分) | 元 幅 | 29.4mm |
反 り | 1.2cm(約4分) | 元 重 | 6.5mm |
目釘穴 | 2箇 | 先 幅 | 23.4mm |
時 代 | 江戸中期~中後期 | 先 重 | 5.5mm |
外 装 | 白鞘入 | 読み方 | ひぜんのくに まさひろ |
登 録 | 茨城県 | 価 格 | 送料・税込 180、000円 |
肥前國正廣は肥前國忠吉系の代表的な刀工系列で、初代は慶長12年の生まれ、祖父の肥前国忠吉が武蔵野守を受領し忠広と改名した為、忠吉が空欄となったので一度忠吉を襲名しましたが、肥前国鍋島藩主鍋島勝茂の命により寛永2年11月19日に正廣と改名しました。以降、幕末の嘉永に至るまで9代続く名門となりました。
認定書には後代としか記されていませんが恐らく六代当たりではないかと思われます。本名・橋本大助、六代忠吉門人、安永年間(1772年~1780)頃から作刀がみられ文化10年(1813)11月28日没、享年58才と記録に有ります。 この脇差は肥前刀特有の延びた切っ先に鍛えの詰んだ地鋼となっており、帽子は丸く尋常に返ります。刃紋は凹凸の激しい乱れ刃に足長く、匂い厚く付き優れた出来映えとなっています。所々に飛び焼き風も有り見応えがします。少し古研ぎですが錆は有りません。充分楽しめるお勧めの一振りです。ハバキは巣銅に金鍍金の一重。 白鞘入 特別貴重刀剣認定書付 |