刀  「八 鍬 靖 武
 裏年期   「昭和五十年年七月吉日」
長 さ  72.6cm (約2尺4寸) 元  幅  31.2mm
反  り  1.8cm(約6分) 元  重  8.6mm
目釘穴  1箇 先  幅  23.5mm
時 代  昭和50年作 先  重  6.1mm
外 装  白鞘
鑑  定  店保証
登 録  東京都登録 価  格  送料・税込  研ぎ直し中
時代 現代 八鍬靖武 → やくわ やすたけ 無鑑査
靖国刀匠の作。「八鍬靖武」刀匠は、明治42年12月7日のお生まれ。本名は八鍬武と云い山形県鮭川村の出身。同郷の水心子正秀系刀工の池田一光(靖光)の門人となる。昭和10年7月、(財)日本刀鍛錬會に入会。昭和19年、陸軍大臣より「靖武」の銘を授かる。昭和20年8月15日終戦と共に退会となる。
昭和29年11月1日、荒川区南千住に於いて再び鍛刀の認可を受ける。靖国刀匠では一番早い再開となった。昭和56年4月6日、無鑑査刀匠の認定を受ける。「正宗賞」も獲得し、技量充実の証しとなった。昭和58年9月15日没。
現在は、ご子息の「八鍬武蔵」刀匠がご活躍中です。

身幅は元先とも広めの印象に、重ねは厚いが平肉は程良く手持ちが良い。反りは優美。鍛え地は小板目が詰み梨地風となる。刃紋は片山一文字風の逆丁字に互の目乱れを交える。刃縁は冴えて締まる。切先は中。フクラ枯れ、鋩子はやや乱れ込む。鎬筋、錬筋などの稜線がきっちりと研がれ見事な仕上げ。金着せ二重ハバキ。靖国刀匠渾身の一作。最も円熟した時期の作品。鑑賞にお勧め。




























鍛え地の一部



金着せ二重ハバキ


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